iPhoneを使っていて、バッテリー残量が20%以下になると

低電力モードに切り替えますか?

という通知が出るのを目にしたことはありませんか?
この「低電力モード」、なんとなく使っている方も多いかと思いますが、実際にはどんな仕組みで電力を節約しているのでしょうか。今回は、低電力モードで制限される機能、そのメリットとデメリットを整理して解説します。



低電力モードで制限される主な機能

低電力モードをオンにすると、iPhoneはいくつかの機能を制限することで消費電力を抑えます。主なポイントは以下の通りです。


  1. バックグラウンド更新の停止
    アプリがバックグラウンドでデータを更新する動作が止まり、必要な時だけ通信が行われます。
  2. メールの自動取得の停止
    メールアプリは新着メールを自動でチェックせず、手動で更新する必要があります。
  3. アプリのビジュアル効果の簡略化
    アニメーションや動きのある視覚効果が減り、処理が軽くなります。
  4. 画面の自動ロックが早くなる
    デフォルトで30秒に設定され、無駄な電力消費を防ぎます。
  5. CPUとGPUのパフォーマンス制御
    処理速度を少し落とし、電力効率を優先します。
  6. iCloudフォトの一部機能が一時停止
    写真や動画の自動アップロード・同期が保留されます。

低電力モードのメリット


  • バッテリーが長持ちする
    最大の利点はこれ。残り数%でも意外と長く持つため、外出先で充電できない時に安心です。
  • 不要なバックグラウンド動作を減らせる
    常にオンにしておくことで、普段から無駄な電力消費を抑えることも可能です。
  • シンプルに使える
    余計な通知や同期が減るので、「スマホ依存」を減らしたい方にも向いています。

低電力モードのデメリット

  • 一部の機能が制限される
    バックグラウンド更新やメール自動取得が止まるため、通知が遅れる可能性があります。
  • 動作がやや重く感じることもある
    処理性能が抑えられるため、重たいゲームやアプリを使うときにカクつきを感じることがあります。
  • 写真・動画の自動同期が遅れる
    iCloudフォトのアップロードが後回しになるので、複数のデバイスで即座に共有したい人には不便です。

まとめ

iPhoneの低電力モードは、バッテリーが少なくなったときの「延命機能」であり、バックグラウンド動作や処理能力を抑えることで消費を抑える仕組みです。
外出先や充電環境がない場面ではとても心強い一方、通知遅延や動作制限といったデメリットもあります。


普段は必要に応じてオン・オフを切り替え、いざという時の安心機能として活用するのがおすすめです。


👉 あなたは普段、低電力モードを常時オンにしていますか?

それともバッテリー残量が減った時だけ使う派ですか?




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